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Yongseケーブルレビュー

Yongse『Venom』レビュー。

Yongseから新作イヤホン用ケーブル「Venom」が発売されました。
6N OCC銀メッキ線材を採用し、外装はPPヤーンを纏ったケーブルです。
価格は60ドル。
音質の変化や使い勝手などを実際に試してレビューしていきます。
さあ、毒を喰らわば皿までVenomを見ていきましょう。

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パッケージ

yongseのケーブルは、紙製のケースに丁寧に梱包されて届きます…やったね!

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ケーブル

ヤーンの色はブラックとグレーを組み合わせています。
全体の重量は約26.5gと、比較的に軽量です。
プラグは、純銅に金メッキされていると思います。
グリップ部はシルバーで、Yongseの文字のみが刻印されたシンプルなデザインです。

スライダーには、Yongseのロゴマークが刻印されています。
プラグからコネクタまで統一されたデザインになっています。

線材には、6N OCC銀メッキ線を採用しています。
外装の素材は、PP(もしくはナイロン)の糸を使用しており、触ってみると思った以上にザラつきは感じられません。
ただし、タッチノイズがあり、衣服とケーブルが擦れると、ガサッガサッと響きます。
幸い、そこまでひどいレベルではありません。
ケーブルは4芯構成で、編み込みもきつくなく、柔軟性があります。
曲げると少しクセが残りますが、許容範囲内かと思います。

装着感・取り回し

取り回しは良好で、ケーブルの細さや重量も気にならないと思います。
ただし、タッチノイズが若干気になるかもしれません。
装着感は問題ないのですが、耳部の形状がキツくて自分に合わず、長時間使用していると耳に痛みを感じました。
ドライヤーなどで温めて形状を調整することで、快適に装着できると思います。

比較

他モデルと比べてみます。
上から「Spidey」・「Venom」・「BIJOUX」となります。

タッチノイズ
タッチノイズは外装の違いによりBIJOUXが少ないです。
SpideyとVenomはタッチノイズがあり、ノイズ量はほとんど変わりません。
若干ですが、Venomが少なく感じます。

線径
ケーブルはBIJOUXが一番細くなっています。
SpideyとVenomは変わらないと思いましたが、Venomが細くなっているのが分かります。

音質

全体的にスッキリとクリアになり、空間が広くなった印象を受けます。
高音域は美しく伸び、キレイに響きます。
中音域は滑らかになり、艶やかで豊かな表現力が増します。
特に女性ボーカルはグッと引き立ち、強調され、華やかさが増します。
この変化は非常に好印象です。
さらに、アタック感も明確になり、音にメリハリ感が生まれます。
低音域の質量は変化しませんが、音の輪郭がくっきりとし、分離感が向上します。
これにより、音がより捉えやすく、繊細な表現も楽しめるようになります。

総評

中高音域の強調を狙いたい時に使いたいケーブルです。
コスパも良いと思います。
筆者は結構気に入って使っています。

販売情報

Venomは、Yongse Official Storeにて60ドルで販売されています。
現在、期間限定割引コード【6N0LT41V184N】を入力すると20ドルの割引となり、40ドルにて購入できます。

プラグ4.4mm3.5mm
コネクタ2PinMMCX
プラグとコネクタは上記の組み合わせが可能となっています。

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