Yongseからイヤホン用ケーブル「BIJOUX」が発売されました。
7N OCC銀メッキの高純度線材と宝石のような美しいパーツを組み合わせた、高級感溢れるケーブルです。
価格は199ドル。
リケーブルによる音質変化や使い勝手などをレビューしていきます。
さぁ、美しいBIJOUXを見ていきましょう。
パッケージ
yongseのケーブルは、紙製のケースに丁寧に梱包されて届きます…やったね!
ケーブル
ケーブルの色はシルバーです。
全体の重量は約36gと、あまり重さは感じません。
プラグは純銅で金メッキされています。
デザインは三角形を組み合わせた幾何学的なデザインで、神秘的な印象を与えます。
ベースカラーはシルバーで、黄色がアクセントカラーになっており、製品名のように宝石を連想させます。
スプリッターとスライダーにも同様のデザインがあしらわれています。
コネクタは左右でアクセントカラーが異なっており、左(Left)側は青色、右(Right)側は赤色となっています。
※左右の区別がつかない場合は、RightとRedの頭文字である「R」をそれぞれに当てはめることで覚えやすくなります。
線材は7N OCC銀メッキ線を採用。
外装の素材はPVCで、表面は滑らかでツルツルとした触感です。
タッチノイズは比較的少なく快適に使用できます。
8芯構成となっており柔軟性はあります。
ですが、編み込みがキツいため、曲げるとクセが付きやすくなっています。
特に左右への分岐以降、4芯での編み込み部分は顕著に表れます。
装着感・取り回し
タッチノイズは0ということはありませんが、許容範囲内だと思います。
ただし、前述の通り、編み込みがキツいのでクセはつきやすいです。
装着感というよりも、使用前・使用後にクセによる煩わしさがあります。
また、Yongseのケーブル全般に言えることですが、コネクタ付近、耳元部分のカーブが強い傾向があるので、気になる方がいるかもしれません。
装着感は特に気になることはなく、良好だと思います。
取り回しに関してはまずまずといったところでしょうか。
比較
他モデルと比べてみます。
上から「Spidey」・「BIJOUX」・「DARK GENERAL」となります。
タッチノイズ
タッチノイズは圧倒的にBIJOUXが少ないです。
比較するとその差は歴然。
外装がPVCである利点が大きいのでしょうか。
線径
8芯にもかかわらずBIJOUXが一番細くなっています。
ただし、キツく編み込まれているため、クセの付きやすさは他のケーブルと変わりません。
何度も引っ張って整えますが、写真の通り、真っすぐになりませんでした。
音質
高純度の線材の良さがそのまま音に出た、という印象。
解像度感が増し、音に伸びが出たことで、窮屈さがなくなり、開放的なサウンドになりました。
音にハリがでて、キレのある表現が特徴です。
高音域はクリアになり、明るく華やかな印象に変わりました。
中音域は力強くなり、低音域もしっかりと押し出されます。
ただし、劇的な変化があるわけではありません。
特定の音域を強調するようなこともなく、全体的にバランスが変わることはありません。
ベーシックでありながら、リファレンス的な存在と言えるでしょう。
単純に音質の底上げを狙うことができます。
音にクセがなく、どんなイヤホンとも合わせやすいのも魅力です。
総評
洗練されたデザインで、イヤホンと組み合わせるのが楽しい1本です。
ワンランク上の音質を求める方におすすめのケーブルです。
販売情報
BIJOUXは、Yongse Official Storeにて199ドルで販売されています。
現在、優待コード【NC540N1INPDM】を入力すると50ドルの割引となり、149ドルにて購入できます。
コネクタ | プラグ |
2PIN | 3.5mm |
MMCX | 4.4mm |
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