NICEHCKから新作イヤホン用ケーブル『SnowLuna』が発売されました。
『SnowLuna』の最大の特徴は、7N銀メッキOCCとアルミ銅合金を組み合わせた高純度線材を採用していることです。
価格は約7,700円です。
この記事では、実際に『SnowLuna』を使用してみた感想や、リケーブルによる音質の変化、使い勝手などを詳しくレビューしていきます。
イヤホンの音質をさらに向上させたい方や、ケーブル選びに迷っている方はぜひ参考にしてください。
ケーブル
前回レビューした黒色の『BlackJam』とは対照的な、白色の『SnowLuna』です。
その名の通り、雪が光を浴びて輝くような美しい外観です。
プラグ部分には耐久性と導電性に優れた金メッキが施されています。
ボディは角張った形状で、デザイン性だけでなく握りやすい構造になっています。
スライダーやコネクタなどの各パーツは、プラグと同じデザインで統一されています。
キラキラとした白いケーブルは、ガンメタリックに近いシルバーのパーツと組み合わせることで派手な印象を抑え、モノトーンで落ち着いた雰囲気を演出します。
線材には、7N銀メッキOCCとアルミ銅合金を組み合わせたミックス線が使用されています。
外装はPVCなどのビニール系素材で覆われており、若干滑りにくく、ペタペタとした触り心地です。
編み込みはきつくないものの、全体的に硬めのケーブルで、ねじっても元の形状に戻りやすく、クセがつきにくいのが特徴です。
装着感・取り回し
前述の通りケーブルにはやや硬さがあり、柔軟性に欠けるものの、取り回しはそれほど悪くありません。
また、若干重さを感じるものの、装着時の違和感はほとんどありません。
タッチノイズは非常に少なく、衣服の擦れる音がイヤホンに響くことはほとんどありませんでした。
音質
『SnowLuna』を使用することで、全音域で解像度が向上し、音がよりクリアに聴こえるようになりました。
特に中高音域の明瞭感が際立ち、楽曲に明るく華やかな印象を与えます。
ただし、組み合わせるイヤホンによっては、金属音がややキツく感じられる場合があります。
中音域がシャープになり、音の立ち上がりが速くなったように感じます。
音がこもりがちなイヤホンと組み合わせた場合、音の見通しが良くなり、イヤホンの弱点を補えます。
ボーカルはディテールが明確になり、伴奏との対比が鮮明に感じられるようになりました。
低音域はクリアさが増したものの、量感自体には大きな変化はありません。
また、音場は若干広くなり、全体的に音の厚みが増した印象を受けました。
総評
音がクリアになり、解像度が向上するという高純度線材ならではの変化が感じられました。
リケーブルによる音の変化が他のケーブルと比べてはっきりと感じられるため、イヤホンとの組み合わせるのが楽しくなると思います。
また、輝くような白く美しいデザインのケーブルも魅力の一つです。
販売情報
NICEHCK『SnowLuna』は、約7,700円で販売中です。
現在、48%オフのクーポンコードを配布中で、決済画面でコード「Y9SYIPUI」を入力すると、4,007円で購入できます。
この金額で買えるなら間違いないと思いますよ。
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