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NICEHCKケーブルレビュー

NICEHCK『MixDNA』レビュー。

NICEHCKから発売されているイヤホン用ケーブル「MixDNA」をレビューします。
6N銀メッキ銅と6N無酸素銅を採用したケーブルです。
価格は約4000円です。
音質の変化や使い勝手などを実際に試してレビューしていきます。

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ケーブル

ケーブルは、モデル名にもなっているDNAの「二重らせん構造」を思わせるデザインです。
シルバーを基調として、ゴールドのラインが螺旋状に入っています。
グリップ部はケーブルと同デザインで、高級感があり独創性があります。

プラグ、スライダー、コネクタは、全てデザインが統一されています。
耳に掛かる部分のカーブが強くなっていますが、ドライヤーで温めれば形を変えることができます。

線材に、6N銀メッキ銅と6N無酸素銅を採用しています。
外装の素材は、PVCを使用していますが、ベタつき感はほとんどなく、ビニール特有の安っぽさはありません。
また、ケーブルを捻じっても、ほとんどクセがつきませんでした。

装着感・取り回し

ケーブルは太めながらも柔軟性に優れていて、取り回しは優秀です。
また、全体の重量は約32gと、重量も気にならないと思います。
PVC素材の採用により、タッチノイズが大幅に減少し、静かな環境でも衣服の擦れが気にならずに、快適なリスニングができました。

比較

他モデルと比べてみます。
上から「NICEHCK-MixDNA」・「BIGMANGO-Undine」・「ZiSin-12」です。

タッチノイズ
タッチノイズは3本とも非常に少なく、ほとんど気になりませんでした。
特にMixDNAはケーブルに柔軟性があり、クセも付きにくいです。

ケーブルの太さ
「NICEHCK-MixDNA」>「BIGMANGO-Undine」=「ZiSin-12」
MixDNAが一番太くなっていますが、ビニールっぽいべた付きが少ないです。

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音質

全体的に音が引き締まってキレが出て、メリハリが生まれます。
輪郭がクッキリして中高音域が伸びてくると思います。
ボーカルは一歩前に出てきたイメージです。
低音は少し厚みが増しているものの、あまり変化は感じられませんでした。

総評

OFC線の自然なサウンドに、銀メッキ線の高い解像度感が加わり、それぞれの長所をいいとこ取りしたようなケーブル。
柔軟性に優れ、個性的なデザインはイヤホンとの組み合わせを楽しませてくれます。
NICEHCK MixDNAはコストパフォーマンスが非常に高い一本でした。

販売情報

NICEHCK MixDNAはAmazonにて3999円にて販売中です。
割引クーポンが使えることが多いので、ぜひチェックしてみてください。

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