水月雨のアプリ「MOONDROP Link2.0」のGoogle Store版がリリースされました。
ワイヤレスやUSB接続の水月雨製品が増えていますが、性能を最大限に引き出すためには、専用アプリの使用が必須と言えるでしょう。
アプリのダウンロード方法から使い方まで説明します。
ぜひ参考にしてくださいね。
※この記事は2023年12月に旧ブログに投稿された記事を、ブログ移転の際に再編集したものです。
MOONDROP Link2.0の対応機種
左の項目はBluetoothデバイスで、右の項目はUSBデバイスです。
今日までに発売されたほとんどのデバイスに対応しています。
SINGER HEADPHONE…?oh…ここから新製品の情報が漏れることもあるみたいです…
ダウンロード
ios
2024年7月現在、App Storeにはアプリがありません。
Betatest版はダウンロード可能のようです。
詳しくは代理店のページよりご確認ください。
Android
AndroidはGoogle Playストアからダウンロード可能です。
また、下記サイトでは最新版のAPKファイルをダウンロードすることが可能です。
ただし、ダウンロードおよびインストールについては自己責任でお願いいたします。
インストール
今回はAPKファイルによるインストール方法を紹介します。
ダウンロードが完了すると、アプリをインストールするかどうかを尋ねられるので、そのまま「インストール」を選択してください。
アプリを開くと、言語の設定から始まります。
プライバシーポリシーを確認し、位置情報の利用について許可するか問われるので、任意で選択してください。
アプリの操作について
アプリのメイン画面になりました。
それでは、1つずつ見ていきましょう。
①「≡」
壁紙のダウンロードが可能で、パッケージデザインで使用されたアートなどを保存することができます。
データの消去に関しては、キャッシュと個人設定のデータが対象となります。
また、設定ではテーマカラーや言語の設定が可能で、アプリの外観や使用言語をカスタマイズすることができます。
②「製品情報」
こでは製品の情報や説明書が閲覧可能ですが、残念ながら現時点では情報が充実していないようです。
今後のアップデートで情報が追加・更新されることに期待しましょう。
③「デバイスの追加」
基本の画面になります。
④「について」
…おそらく「about」だと思います。
アプリについての情報が確認できます。
⑤「+」
+をタップして製品の登録を行います。
最初にアプリからのアクセスを許可するか聞かれるので、許可を選択してください。
次に、BluetoothデバイスかUSBデバイスかを選択します。
※Bluetoothデバイスを選択する場合は、「位置情報の許可」が必要です。
今回は梅-MAYを接続させたいので、USBデバイスを選択します。
USBデバイス一覧が表示されます。
ここで梅-MAYをスマートフォンに接続します。
「アプリにMAYへのアクセスを許可しますか?」と尋ねられるので「OK」をタップしてください。
これにより、アプリが梅-MAYを認識し、デバイス一覧から選択できるようになります。
接続・認識が完了しました。
デバイスを登録すると、マイデバイスに梅-MAYが表示されます。
アプリの使い方
それでは、MAYをどのようにカスタマイズできるのかを見てみましょう。
プリセットEQでは、予め5つのプリセットが登録されており、これらを選択することが可能です。
PEQでは、より細かい周波数の設定が可能です。
また、作成したPEQは投稿機能であり、他のユーザーが作成したPEQをダウンロードして利用することもできます。
※投稿するにはMOONDROP Linkアカウントの登録が必須です。
水月雨公式HPのグラフを閲覧できるページから、MAYのPEQを入力すると周波数特性が確認できます。
これを利用することにより、自分の好みに合った周波数特性に調整することができます。
また、その過程がとても楽しいです。
あとはミュージックプレイヤーアプリで楽曲を再生すると、MOONDROP Linkで設定したEQが反映されています。
※筆者は基本的にミュージックプレイヤー側のEQやトーン調整をすべてオフにして使用しています。
終わりに
アプリは梅-MAY以外にも、Free DSP、TWSやドングルDACにも対応しています。
デバイスが一度で認識されずに再起動させたり、iOS版は技術的な制約から開発が進んでいません。
ソフトウェアの開発力には限りがありますが、機能的には必要十分なものが提供されています。
また、アプリを通して水月雨がどういった方向性を目指しているか分かる気がします。
デバイスをお持ちの方は、アプリをインストールしてお使いいただければと思います。
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