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KZワイヤレスレビュー

KZ『AN01』レビュー。有線イヤホンでLDACやノイキャンを楽しもう!

有線イヤホンを手軽にワイヤレス化できる、イヤーフック型Bluetooth受信機。
KZ「AN01」はLDACに対応し、ノイズキャンセリングや外音取り込みなど、ワイヤレスイヤホンと同等の機能が備わっています。
今回は「AN01」を実際に使用し、音質や使い勝手について詳しくレビューしていきます。

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パッケージ

パッケージはシンプルなデザインで、落ち着いた印象です。
開封すると、プラスチックシートやテープで保護された充電ケースが収まっています。

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アクセサリー

セット内容

  1. 充電ケース
  2. 説明書

付属品はなく、AN01本体とケース、説明書だけです。
充電用のUSBケーブルは自分で用意する必要があります。

ケース・本体

ケース

ケースの正面にはLEDインジケーターが配置され、側面には充電用のUSB Type-Cポートが備えられています。
重さは本体込みで78gと軽量で、ワイヤレスイヤホンの充電ケースと変わらない携帯性となっています。
ケースを開けるとAN01が収められていますが、ケースに指を引っ掛かる部分がなく、かなり開けにくくなっています。

本体

イヤーフック型の本体は、他社の製品と大きな違いはありません。
コントロール用のボタン、LEDランプ、マイクが搭載されています。
また、コネクタはQDCタイプとなっており、KZ以外にも多くのイヤホンと接続できます。

イヤーフックは、まるでケーブルを耳に掛けるような感覚で、有線イヤホンに慣れているユーザーでも違和感なく使用できます。
本体は片側5.2gと軽量で、ケーブルの煩わしさもなく、快適に使用できます。
耳掛け部分は柔らかく、しっかりとホールドしてくれるため、イヤホンが外れる心配もありません。

仕様・機能

仕様

連続再生時間 本体再生時間:8時間
ケース併用:約40時間
Bluetoothバージョン Bluetoothバージョン 5.4
対応コーデック LDAC/SBC/AAC

コーデックをSBCに設定し、ノイズキャンセリングをOFFにした状態で実際に使用したところ、5時間でバッテリー残量が50%となりました。
LDACの使用やノイズキャンセリングをONにするとバッテリー消費は変わりますが、ほぼ公称値通りの結果となりました。

主な機能

  • アクティブノイズキャンセリング(ANC)
  • 外音取り込み
  • ゲームモード(低遅延モード)

KZ CarolやXTRAなど、一般的なワイヤレスイヤホンと同様に、ノイズキャンセリング機能や外音取り込み機能が備わっています。

使い方

クリック 再生/一時停止
2回クリック 曲戻し 曲送り
3回クリック ゲームモード(低遅延モード)切替
2秒長押し ノイズキャンセリング/
外音取り込みモード切替
アシスタントを起動

充電ケースを開くと、自動的にペアリングモードになります。
一度ペアリングしておけば、次回から自動で接続されます。
操作方法も一般的なワイヤレスイヤホンとほとんど変わりません。

サウンド

イヤホン  :KZ ZA12
使用デバイス:Google Pixel 7a
使用アプリ :Amazon Music
コーデック :LDAC

コーデックは問題なくLDACで接続、認識しました。

音質

AN01は解像度が保たれており、音が潰れることがなく、LDACの優位性を感じられます。
また、音には芯があり、力強さも感じられます。
AN01自体の音というのはあまり感じられませんでした。
ですが、イヤホン本来の音をしっかり引き出せるため、さまざまなモデルの音質を楽しめます。

機能

ノイズキャンセリングの効果はあまり実感できませんでした。
「自然なノイズキャンセリング」と言うには、物足りない印象です。
外音取り込み機能は、特有のホワイトノイズがあるものの、しっかりと周囲の音を拾い、優秀です。
遅延については、ゲームモード(低遅延モード)を使用することで、ほとんど気にならないレベルでした。

接続品質

コーデックはLDAC、再生音質をベストエフォートに設定しましたが、室内では切断や音途切れは発生しませんでした。
製品の特性上、今回は屋外での使用は行っていません。
SBCやAACのコーデックを使用すれば、外出先でも問題なく使えると思われます。

駆動力

様々なイヤホンを試しましたが、1DDのEDX Liteから多ドラ機のSonataまで、しっかり鳴らすことができました。
もちろん、駆動力は据え置きアンプなどと比べると及びませんが、AN01でも十分にドライブします。

総評

「AN01」はLDACに対応しており、駆動力も十分で、有線イヤホンの音質を楽しむことができました。
また、ケーブルやアンプを用意する必要がなく、ワイヤレスイヤホンのように手軽に使えます。

ノイズキャンセリング機能は備わっていますが、効果は控えめでオマケ程度という印象でした。
充電ケースは開けにくいという不満があるものの、イヤホンを装着したまま収納できて便利です。

イヤーフック型Bluetooth受信機は、有線イヤホンの使い勝手を向上させる便利なデバイスです。
その中でもKZ「AN01」は4000円で買える満足度の高いモデルでした。

ただし、AN01には技適マークの表示がなく、日本国内での使用は電波法違反となるため注意が必要です。
正直なところ、AN01をおススメする・しない以前の問題です。
KZに問い合わせたところ、技適申請中とのことでした。
※本レビューは「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」に基づき、適切に届け出を行った上で実施しています。

販売情報

繰り返しになりますが、AN01には技適マークの表示がありません。
プロモーションのため商品リンクは掲載しますが、本製品の購入や使用に関しては自己責任でお願いします。

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