Yongse『Spidey』レビュー。

今回はYongseのイヤホン用ケーブル「Spidey」をレビューします。
6N OCC銀メッキ線材を採用し、外装はナイロンを纏ったケーブルです。
価格は60ドル。
音質の変化や使い勝手などを実際に試してレビューしていきます。
さあ、犬笛に咽び泣く男スパイディマッ！を見ていきましょう。

パッケージ
ケーブル
音質
総評
販売情報

パッケージ

yongseのケーブルは、紙製のケースに丁寧に梱包されて届きます…やったね！

ケーブル

ヤーンの色はレッドとブルーを組み合わせています。
全体の重量は約27gと、比較的に軽量です。
プラグは3U金メッキで、めっきに厚みがあるみたいですね。
グリップ部はシルバーで、Yongseの文字のみが刻印されたシンプルなデザインです。

スライダーには、Yongseのロゴマークが刻印されています。
プラグからコネクタまで統一されたデザインになっています。

線材には、6N OCC銀メッキ線を採用しています。
外装の素材は、ナイロンの糸を使用していますが、ザラつきがあります。
タッチノイズもあり、衣服とケーブルが擦れると、ガサッガサッと響きます。
個人的には気になってしまうレベルです。
ケーブルは4芯構成で、編み込みもきつくなく、柔軟性があります。
曲げると少しクセが残りますが、許容範囲内かと思います。

装着感・取り回し

取り回しは良好で、ケーブルの細さや重量も気にならないと思います。
ただし、タッチノイズが気になります。
装着感は問題ないのですが、耳部の形状がキツくて自分に合わず、長時間使用していると耳に痛みを感じました。
ドライヤーなどで温めて形状を調整することで、快適に装着できると思います。

比較

他モデルと比べてみます。
上から「Spidey」・「Venom」・「BIJOUX」となります。

タッチノイズ
タッチノイズが一番大きく感じられるのはSpidey。
若干ですが、Venomが少なく、BIJOUXは気になりませんでした。

線径
ケーブルはBIJOUXが一番細くなっています。
SpideyとVenomは変わらないと思いましたが、Spideyが太くなっているのが分かります。

音質

同じ線材のVENOMに似たサウンドになると思います。
聴き比べてみても、あまり違いは感じられませんでした。
高音域は美しく伸び、中音域が滑らかになります。
やはりこちらも、女性ボーカルが際立ちを感じられます。
低音の量感は変化しませんが、音の輪郭がくっきりと表現されます。
音にメリハリとキレが生まれます。